部分入れ歯を上手に選び、快適に暮らすための情報をまとめました
他の歯に影響を与えず、誰でも物が噛めるようになる、ミラクルデンチャーのメリットとデメリットをご紹介します。
ミラクルデンチャーとは、簡単に言うとバネのない入れ歯のことを言います。バネがないため、今までの入れ歯に比べて装着している感覚が少なく、より自分の歯で噛んでいるように感じることが可能。以前までは、インプラントが主流でしたが、ミラクルデンチャーで施術を希望する人たちが増えてきています。
ミラクルデンチャーは、元々、残っている歯への負担が入れ歯に比べて少ないのが特徴。歯とミラクルデンチャーが一体化しているので、しっかりと固定することができ、安定感が増します。そのため、24時間装着したままでも、それほど違和感がありません。また、上あごの義歯口蓋部分がないので、食事をする時に食感が伝わりやすくなっています。
従来の入れ歯のように、上あご全体を覆って固定する必要がないため、装着しても軽く、食事の際も食べ物本来の味わいを楽しむことができます。
ミラクルデンチャーは、装着しても入れ歯特有の金属製のバネが表に現れません。そのため、周囲の人たちと話をしていても、入れ歯だということが気づかれにくくなっています。
従来の入れ歯は、装着するために残っている歯を抜いてしまわないといけないケースが多々ありました。しかしミラクルデンチャーは、残っている歯を考慮して義歯を製作するため、抜く必要がありません。
入れ歯に代わる治療法として最近、人気となっているインプラントは、高血圧の方には不向きな治療でした。高血圧の服薬治療で使われる抗凝固薬は外科手術には不向きだからです。ですが、ミラクルデンチャーは、手術をする必要がないので、高血圧の治療を行っている人でも気軽に治療をすることができます。
従来の入れ歯は、もち、たこ、いかのような粘り気のある食べ物やおかきやするめといった硬い食べ物は食べられませんでした。ですが、ミラクルデンチャーならば、気にすることなくなんでも食べることが可能。氷を砕くことができるほどの強度があります。
ミラクルデンチャーが完成するまでの日数は、患者によって様々。医師が患者と相談しながら行っていきます。製作の流れは、口腔内写真やレントゲン写真を元に、カウンセリングをした後、型取りを行います。その次が、ミラクルデンチャーの製作で、一般的なものであれば、10日前後で作ることが可能です。完成したら、きちんとかみ合っているか、痛みがないかなどをチェック。微調整を行ったら、完成です。装着後は、不具合が出てくるまで、微調整を行いながら、使用していきます。
ミラクルデンチャーは健康な歯が一本でもあれば適用できるため、大抵の人が利用可能です。保険適用外ですが、インプラントよりは費用を抑えられるため、以下のような人にはミラクルデンチャーの検討をお勧めします。
本数 | 価格 |
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義歯1~2歯 | 20~23万円 |
義歯3~6歯 | 26~30万円 |
義歯7~13歯 | 35万円~ |
ミラクルデンチャーのような部分入れ歯は、自分の歯の代わりになる人工の歯に加え、粘膜の上に乗せる床があります。この部分が金属製になっているものが金属床です。金属床は、保険適用外となるケースがほとんどで、レジンと呼ばれるプラスチック製のものであれば、保険が使える場合があります。
義歯とは、入れ歯のこと。ミラクルデンチャーをはじめ、インプラント、差し歯など人工の歯の総称です。
ブリッジの被せ物をしていた時よりもきれいになりました!
ブリッジで審美歯科治療を受けていましたが、もうその歯もダメになってしまったので、ミラクルデンチャーを選びました。しっかりフィットするので、噛み心地がいいです。見た目もブリッジよりきれいになりました。(50代 女性)
異物感がないので満足!コンパクトな入れ歯になりました
以前は大きな入れ歯を使っていたので、口の中の違和感があり、見た目も気になっていました。そこで紹介されたミラクルデンチャーは、上あごの床が小さいので違和感がなくなりました。(30代 女性)
保険診療の入れ歯とは大違い!不快感が改善!
前は保険診療の入れ歯を使っていましたが、食べものが歯の間に挟まったりしてとても不快でした。ミラクルデンチャーに変えてからは、入れ歯をしていることを忘れるくらい違和感がなくなりました!(40代 女性)
今使っている入れ歯に違和感があり、外れてしまう人や、歯や歯茎が痛む人、歯にかける金具が苦手な人など、今の入れ歯に不満がある人におすすめです。
基本的には、自費での治療となるので保険を適用するのは難しいです。
他の入れ歯に比べて歯や歯茎への負担が少ないので、そのまま就寝しても問題ありません。
従来の入れ歯を使っていた人は、違和感を感じるかもしれませんが、問題なく取り外すことができます。再度、装着する時は、パチンと音がするので確認しやすくなっています。
従来の入れ歯よりも修理は簡単なので、問題ありません。再度、調整を加えながら修理するので安心です。
インプラントは手術が必要で、骨の状態など色々な条件が整っていなければなりません。治療期間が長くなりやすく、手術後の痛み、経済的な負担なども大きくのしかかります。しかしミラクルデンチャーは、手術をする必要がないので、負担がほとんどかかりません。また、歯が1本でも残っていれば適用できるケースが多いのも特徴。治療期間も短く、経済的負担も少なくて済みます。
ミラクルデンチャーは、見えやすい部分にバネがほとんどないので、とてもコンパクトな造りになっています。スマイルデンチャーやスマートデンチャーなどと呼ばれるノンクラスプデンチャーは、ばねの部分が白やピンク色をしているので目立ちにくいのですが、一般的な入れ歯よりも大きくなってしまうケースが多く、元々ある歯への負担が大きくなってしまいます。
女性専用の入れ歯サイトを作るほど、女性に対する理解や気遣いが深いクリニックです。メディアに掲載されるなど、その技術力は広く評価されています。
ミラクルデンチャーは技術力を要する入れ歯ですが、技術は日々進歩しています。よしはら歯科クリニックでは新しい技術を常に取り入れる姿勢を大切にしており、できる限り患者の負担を少なくするミラクルデンチャーの作成に取り組んでいます。
費用 | |
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片側 | 12万円~(金属補強有りは15万円~) |
両側 | 30万円~(金属補強有りは45万円~) |