部分入れ歯を上手に選び、快適に暮らすための情報をまとめました
磁石で装着できる部分入れ歯、磁性アタッチメントのメリットやデメリットをまとめました。
磁性アタッチメントは、残っている自分の歯に磁性のある金属を埋め込み、入れ歯側に磁石を入れて、磁力で入れ歯を装着するもの。着脱が簡単で、手入れがしやすいのが大きな特徴。安定感があり、ズレにくい入れ歯です。
マグネット義歯、マグフィットデンチャーと呼ばれることもあります。
メリット | ・金属の金具を使わないので、見た目が良く、バレにくい ・入れ歯のガタつきがなく、つけていて違和感があまりない ・つけている時の安定感があるので、ものを噛む時の感触がいい ・着脱がしやすい ・強い力がかかると外れるので、他の歯に力がかかりすぎない |
---|---|
デメリット | ・他の部分入れ歯に比べると固定力が弱いので、歯の本数が少ないと使えない ・歯根が残っている歯がないと適用できない ・MRI検査を受ける場合に、事前に歯科医院に行って処置をしてもらう必要がある ・磁気アレルギーだと使えない |
不適応はあるのか | ・磁性金属を埋め込むための残歯がない場合は不適応 ・自分の歯に歯根が残っていない場合も不適応 ・磁気アレルギーの場合は不適応 |
---|---|
素材 | ・マグフィットなどの、体に影響のない磁性アタッチメントを使用 ・磁性アタッチメントの費用 ・アタッチメントひとつあたり5万円前後 ・入れ歯本体については別途費用が必要 |
磁力で装着する入れ歯に関する口コミは見つかりませんでした。しかしたくさんの医師が勧めているものでもあり、適用できる方は選択肢に入れる価値がある部分入れ歯だと思います。
1992年に開発された磁性アタッチメントは、これまでに日本だけでも150万個が販売されているそうです。現在でも、利用者は75万人以上とされています。高い実績がある磁性アタッチメントなら、安心して使い続けることができるのではないでしょうか。