部分入れ歯を上手に選び、快適に暮らすための情報をまとめました
30代の女性の入れ歯事情について解説しています。
30代という年代には「入れ歯」という言葉が縁遠いように思えますが、それなりに歯を失っている人は少なくありません。統計データによれば、30~34歳の女性の平均歯数は約26.7本、34~39歳では27本と、多少歯を失う方が増えてくる年代です。入れ歯などをする方は珍しくないようですね。
ちなみに、入れ歯をしている人の割合は30~34歳の女性で0.1%、34~39歳で0.0%となっています。若い世代の方が多くなっていますが、これは誤差の範囲と考えていいでしょう。欠損歯数が少ないためか、ブリッジを使う方の方が多いようです。
※参照元:厚生労働省「平成23年歯科疾患実態調査 統計表」(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-17c.html)
抜歯をした原因の統計を見ると、30代については虫歯が圧倒的に多いようです。他の理由としては親知らずを抜いたケースが多く、疾患などで歯を失うのはやはり虫歯が多いようです。
※参照元:厚生労働省「平成17年歯科疾患実態調査 統計表」(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-17c.html)
30代で歯を失うケースは少ないようですが、体質や遺伝などで歯を失いやすい方も多いようです。ブリッジや保険診療の入れ歯などでは、見た目が悪く、誰が見ても入れ歯だとわかってしまいます。30代の女性が目立つ入れ歯をするのはちょっと辛いですよね。
しかし、自費診療の部分入れ歯なら、自分で言わなければ入れ歯だとわからないくらいのものがあります。長い人生を楽しむためにも、自分の歯と同じように感じられる優れた部分入れ歯を作ることをお勧めします。
入れ歯をしないとたくさん問題が出てきてしまいます
35歳の頃から入れ歯をしています。30代で入れ歯をする人も珍しくはないです。歯を直さないと顎が変形するし、内臓にも悪いです。(男性)
いろいろ大変でしたが、入れて良かったです
妊娠してから歯が悪くなり、歯の形や歯並びが変わったり、残ってる歯が弱くなったりして、入れ歯を入れました。いろいろ大変でしたが、入れてみたらなんてことはなかったです。(女性)
病気の副作用で入れ歯をしたけど、良かったです
服用していた薬の副作用で歯がダメになり、上は総入れ歯に。入れ歯はとても使いやすくて、おせんべいも食べられます。入れ歯をする前は肩こりがひどかったのですが、今は元気いっぱいです。
厚生労働省が行なっている、口腔内の健康を維持するための8020運動。これを続けてきたことにより、今は高齢者の歯の健康が格段に向上しています。正しいケアをすれば、歯の健康は維持できるということです。
暴飲暴食や不規則な生活は、歯周病をもたらします。日常生活を規則正しくし、歯のケアをすることが口腔内の健康を保つ秘訣です。