部分入れ歯を上手に選び、快適に暮らすための情報をまとめました
入れ歯はシニアのためのものではない!若年層から壮年層までの入れ歯事情を解説しています。
「入れ歯」と聞いて、高齢者をイメージする方は少なくないと思います。それももっともなことだとは思いますが、実は若い方でも入れ歯をしているケースは少なくありません。
事故などで歯を失ったり、体質や病気などで歯が抜けてしまうことも珍しくありません。歯を失った方が、天然の歯があった時と同じように日常生活を送るために必要なのが入れ歯なのです。
昔は入れ歯と言えば、口を開ければすぐにわかってしまうような外見のものばかりでした。しかし、今の優れた部分入れ歯は、一見して入れ歯だとわからないほど精巧なものになっています。「入れ歯をしていると見られるのがイヤだ」という方も、ためらわずに入れ歯を作ることができるようになりました。
さて、ここでは年代別に女性の入れ歯事情に関する統計データをまとめてみました。入れ歯は珍しくなくて、歯を失った方にとって非常に役立つものだということを知っていただければ幸いです。
30代の平均的な歯の本数は、27本前後。歯を失っていることは意外と珍しくないことがわかります。部分入れ歯をしている人は1%未満ではありますが、時々いることはわかります。見た目のことを考えると、若い方には部分入れ歯がオススメです。
40代になると、数%の割合で入れ歯を使っている人がいます。平均の歯の本数は25本前後なので、歯を失っていることも珍しくありません。
50代ではかなり歯の状態が悪くなり、50代前半では13%ほど、後半では24%ほどが入れ歯を使っています。
60代はまだまだ若いから入れ歯なんて…と思われるかもしれませんが、60代前半では35%、後半では半数以上が入れ歯を使っています。普段気づかないけれど、周りにも入れ歯を使っている人がいるはず。優れた部分入れ歯なら、人にも気づかれないのです。