部分入れ歯を上手に選び、快適に暮らすための情報をまとめました
部分入れ歯と聞くと、悪いイメージをお持ちの方も多いようです。最新の部分入れ歯は、悪い部分が改善されかなり優れているので紹介いたします。
かつて、部分入れ歯を含む「入れ歯」全体は、「つけているだけで老けて見える」「見た目が悪く、人前で口があけられない」と若い世代からは敬遠されていました。
お年寄りなら歯を失って当たり前。入れ歯も受け入れやすいのですが、事故や虫歯で歯を失った20代~50代の若い方は、部分入れ歯が必要にもかかわらず、なかなか歯科医に足が向かないことも多かったようです。
しかし、歯を失ったままにしておくと、健康に影響をおよぼします。最近は技術の進歩が著しく、ちょっと見ただけではわからない、審美性の高い部分入れ歯も数多く開発されています。
見た目を気にする女性でも安心して装着できる、審美性の高い部分入れ歯には様ざまなものがあります。
そのひとつが、大阪の歯科医で考案された「ミラクルデンチャー」です。
部分入れ歯の固定にクラスプを使わず、入れ歯と歯と歯茎を一体化。そのため、一見しただけでは部分入れ歯とはわかりません。
金属製クラスプを使用しないので隣り合う歯への負担が少なく、入れ歯全体で支える構造のため、噛み心地が大変よいのも特徴です。また小さく作ることができるため違和感もありません。
自費診療になるので保険はききませんが、入れ歯を躊躇している若い人、女性には最適な部分入れ歯といえるしょう。
また新素材ポリプロピレンを使った「ウェルデンツ」も注目されています。従来の入れ歯と比較すると約2倍の弾力性があり割れにくく、歯にぴったりとフィットします。
自費診療の部分入れ歯の中で、「ホワイトクラスプ」は20,000円~30,000円と比較的に手頃な製品だといえます。
クラスプに白いプラスチックを使用しているため、保険適用の金属性クラスプなどよりは目立ちにくくなります。また、使っている部分入れ歯のクラスプをホワイトクラスプに変える事も可能(治療期間7~10日前後)。破損などがあった場合、新たに作り直さなくてよいケースもあります。